花 歌の効用

武島羽衣27歳の作詞。作曲は滝廉太郎21歳。



上の歌碑の内容を紹介するとこんな感じ。



春のうらゝのすみた河
上り下りのふな人か
かいのしつくも花とちる
眺めをなにゝたとふへき

見すやあけほの露あひて
われにものいふさくら木を
みすやゆふくれ手をのへて
われさしまねくあを柳を

錦おりなす長堤に
暮るれば昇るおほろ月
けに一刻も千金の
なかめをなにゝたとふへき

—–
春のうららの隅田川
櫂の雫も花と散る

これはお見事

口ずさんでいると時を忘れ人生の苦難を忘れる

歌を歌っていると思考が中断するのはなぜだろう
歌を歌い始めると思考の方面の脳に血液が回らないのだろうか
いずれにしても、
歌を歌えば苦悩もできず
多分嘘もつけない