中央集権 vs フリーマーケット

引用

たとえば言語について考えてみよう。それは複雑な構造をもち、連続的に変化・発展する。それは誰かが中央で計画したというわけではないのに、明確な秩序をもっている。この言葉は言語の中に入れるべきでないとか、こういう文法はいけないとか、この言葉はこの名詞の形容詞になるべきであるとか、誰かが中央で計画したわけではない。

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アダム・スミスは言った。「われわれは肉屋・酒屋・パン屋の慈悲によって夕食にありつけるのではない。彼らの利己心から夕食にありつけるのだ」と。

市場での人々は礼儀正しい。相手が嫌いでも。利益への動機が人種差別・性差別・同性愛差別その他の偏見に打ち勝つのである。人種差別主義者のビジネスマンもある程度は知っているのだ。自分は彼らの皮膚の色は嫌いかもしれないが、彼らのお金の色は大好きだと。

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政府の盗みはふつうの泥棒より悪質である。これはアメリカの誇る政治理論家 Lysander Spooner がその傑作 No Treason の中で述べた言葉である。彼は泥棒と税務署員を比較した。泥棒はあなたから1回だけ盗んで立ち去る。税務署員は毎年毎年あなたから盗む。

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自由貿易は戦争をする気をなくさせ、かわりに友達を作る気にさせる。 Frederic Bastiat が言ったように、「商品が国境を越えないとき、兵士が国境を越える」のだ。