小選挙区

小選挙区になって印象的だったのは、
初当選組などが、これからどんな政治を目指しますかと聞かれて、
「党本部の指導に従います」などと、
バカなことを答えていたことだ。

中選挙区制が間接代表制的であるのに比較して、
小選挙区は直接制にやや近い。
自分の選挙区から出ているおばちゃんよりも、
小沢一郎のことをよく知っている時代になったのだ。

党本部の通りに動く議員なら、ただの頭数であって、
マニュフェストを読んで投票して、
抽象的な数だけを政党に割りふればいい。
政権の中枢を担当する5人くらいを並べて、
マニュフェストを作り、テレビにもその5人が交代しながら登場、
党名で投票し、
たとえば自民180、民主160などと数字で表示すればいいではないか。

公認権を握り、場合によっては党議拘束をかけるということは、
結局そういうことだろう。

そうすれば、奇妙な議員は減るだろう。
恥ずかしいから、減らして欲しい。
奇妙としか言いようがない。