中国のサッカー ナルシスティック・イレブン

中国のサッカーについて朝日新聞の記事にあった。2008-8-26。
一時は人気が盛り上がったが、民間クラブはほとんどつぶれたという。
79年から始まった一人っ子政策が関係している。
教育熱があがり、親は勉強させることにお金をかける。スポーツはけがもするからとやらせたがらない。サッカーへの関心もなくなった。
記者によると、中国のサッカーの五輪代表は、選手それぞれの運動能力は高いのに、相変わらず組織プレーは苦手だ。
協調性に欠けるのは甘やかされがちな一人っ子ならではなのか。
エゴイストで自己主張の強い有能なストライカーは出てきやすいのかもしれないが、と結んでいる。

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組織プレーが苦手、協調性に欠けるという指摘は、当たっているかどうか分からないし、
一人っ子との因果関係も分からない。
甘やかされるという言葉もどのように定義して使っているのかとも思う。
中国は広いので育てられかたも一様ではないだろう。

しかし何となく納得できる感じではある。

共感能力の低い・目立ちたがりの・自信家の・ナルシストにはサッカーは向かない、
タレントの方がいいとの結論のようだ。
トライアスロンとかいいように思うが。

日本でも全般的にそんな傾向だと思う。
協調性欠如、共感欠如、他人の気持ちが分からないので被害的になり、
怒るときも歯止めがなくて徹底的に怒ってしまう、
一方では少し怒られただけで引きこもってしまう、
それではたぶんチームにならない。