トランスジェンダー

トランスジェンダーは
脳が女性なのにからだが男性、
脳が男性なのにからだが女性などがある。

今回のアメリカの選挙で話題になっていたのは
カリフォルニア州で同性婚が再度禁止になったことだ。
テレビで男同士や女同士のカップルが出ていた。

しかしこの人たちの場合、トランスジェンダーとも少し違うのかもしれない。
生まれたままの性は保持しつつ、同性愛を選んだと言うことらしい。

トランスジェンダーの人たちを見ていると
男女での非対称が目につく

脳が女でからだが男の場合、テレビにもよく出ているようだ。
化粧もできるし衣装なども工夫できる。

脳が男手からだが女である場合、テレビに出ているだろうか。
宝塚はその一例であるが、
それは男装の麗人であって、自分の女性性を拒否する態度ではない。

平たく言うと男が女になるのはおもしろがられる。
芸能人になれる。
反対に女が男になるのはおもしろがられないし
芸能界で金にもならないのかもしれない。

この非対称性はなんだろう。

多分、男は偉い、男は見る立場、女は見られる立場、
その前提を置くと分かりやすいかもしれない。

男が女になるのは
偉い立場から低い立場に自分で映るのであって自由である。
おもしろがられる。
女が男になるのは男の偉さを侵害している。
だから許されない。
そう考えると分かりやすい。

現実に男が女を演じるときは何とかなるようだ。
温泉に入るときなどを除けば、トイレなども問題なくできる。

女が男として生きるとき、いろいろと不都合がある。
まず外形として胸が目立ってしまう。
何とか隠すが、うまくいくわけでもない。
筋肉はないし、色白だったりする。
温泉はいずれにしても我慢するとしても、
公衆トイレは困る。

胸が記号として突出していて、そのことが耐えられないから
肉体改造をしたいという。

しかし脳は男で体は女、それをそのままで生きられる世の中が一番いいとも思う。

たぶん未来の社会で多様が生き方が認められる場合、
脳が男性でからだが女性という場合、
そのまま受け入れて生きる人と肉体改造を仕様と思う人とがいるのだと思う。