甲子園春の大会決勝

いよいよ今年も決勝です
常葉菊川対大垣日大というわけで
現在3対5で大垣日大優勢です

「いやー、甲子園には魔物が住んでいまして」

意味不明の、あるいは、何も内容を伝えていない、
常套句というか定型句が次々にアナウンサーと解説者から発信される
言葉が貧しい
事実が見えていないということでもある
それらの言葉を取り除けば本当に意味のある情報が残る
しかしまた考えてみれば
多数に支持される言葉とはオリジナルな言葉ではなく
常套句なのだろう
ステロタイプというやつ
常套句に接すれば、聞く側は自分の理解の範囲で勝手に理解していればいいのだ
それが安全というものである
何も考えたくない何も見たくない人の道具「常套句」

「最多出場を誇る伝統校」

なんていう言い方もかなり好まれています
これは全く意味がないですね
選手はどんどん入れ替わっているわけだし
何が伝統なんでしょうかね
多少のノウハウはあっても、この時代ですから、いいことであればあっという間に広まるでしょう
OBの支援というものは、これは影響があるでしょうね
また新入生を集めるときにも伝統ならば集めやすいということはあるでしょうね
でも、まあ、伝統の力なんていうことはないようなもので
あまり強調することはいいことではないね

「怪物君登場」

なるほど伝統校で説明しないとなれば
怪物君で説明しようということです
こっちの方が説得力はある
だってテレビの画面で体つきを見ているだけでもう明らかに違うものね
いまでも線の細い選手も多いでしょう
まあ、いってみれば、イチローなんかも細い部類なので、
体の強さは野球の場合には不可欠ではないとわかる
むしろ運動神経の勝負なのだから
無駄に筋肉がついてからだが重くなってもいいことはないのだろう
しかしそれにしても体がちがう
大阪桐蔭の中田の場合、投手としても打者としても、
明らかに非凡。
しかしまた、高校生をやたらにヒーローに祭り上げるのも、
マスコミの悪い癖で困ったものだ
ちやほやしておいて後は知らんふりだ
マスコミの消耗品にされた選手がどれだけいるか
気の毒にも思うのだ

「一試合20奪三振の快挙」

実に快挙であった
そこで江川の名前が出て
記録を調べてみた
すぐに調べられるのはインターネットのおかげで明らかに時代は変わったと実感できる
江川の大学時代の打撃成績を見たらすばらしい年があるんだな
これはどういうことなんだろうか

「三本柱」

江川、西本、定岡の三本柱の時代があった。
西本もすごい人だった。
加藤初なんていう人もいていい投手だった。
桑田、斉藤、槙原の三本柱の時代もあった。
みんなすばらしかった。
いまこんな風に言える投手陣を持っているのはソフトバンクだ。

「昔はやせていた野球選手」

そうなんですよ、昔の野球選手のビデオを見るとやせているんですよ
イチローなんかよりもまだやせている
山本浩二、掛布、王、長島、みんな太くはない。
落合くらいから目立って太くなったように思う。