米国作家ウィリアム・スタイロン死去

米国南部出身の小説家、
William Styronが11月1日に死去。
小説「ソフィの選択」は映画にもなり、
自分自身うつ病そしてアルコール症となり、
うつ病闘病記「見える暗闇」を書く。
初期の作品として小説「ナットターナーの告白」。
米国南部の事情を描いて興味深いが、
何しろ長い。
読んでみて、ある種の敬虔さを感じる。
うつ病については、やや独断的なところもあるが、
ひとりの患者としての率直な感じ方なのだろう。

エッセイ集「This Quiet Dust」があるが、
誰かに翻訳して解説も付けて欲しい。
すこし難解。