隣の人はきっと自分よりも幸せなのかなと

隣の人はきっと自分よりも幸せなのかなと
考え始めると結構つらいと思う

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女性の一人暮らしは
年をとるにつれて苦しくなる部分がある

女性の30歳から40歳を子供に捧げる生き方は
最近ではためらいがある
おばあちゃんに子供をお願いして
仕事に活躍する人も多いが
それが出来ればかなり幸せだ

会社に育児休暇を認めさせるとして、
そのような人材である事を示すには、
かなりの実績が必要であるということになるのだそうだ。
結局、容易ではない。

女性の老後が寂しいお一人様であることは
何度も言われていて
今後も多分そうだろう

少子化して
ますます老老介護とか
認認介護(認知症の親を認知症の子供が介護している様子)とかが
増えていく

認認が終わると
お一人様の認知症だ
どうしようもない

認知症の特効薬しかないが
いまのところ、ない

男性75歳
女性85歳と数字は出ていて、
差がある以上一人暮らしになるのだ

先に死ぬとわかっているほうが幸せかもしれないな
いやどちらも幸せというほどでも不幸せというほどでもない
ほどほどのものだ

それがいやなら10歳下の男性と暮らせばいい
それは理想的だけれど
出来そうにもない

日本の女性は若く見られるから
東洋系以外の男性と暮らせば
年齢を問われずに過ごせるかもしれない

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お一人様の老後
結局そうなるしかないだろうな

何かあると国の責任ということはたやすいし
そのようなノウハウが蓄積されているが
そんなことを喋っていても
どうなるわけでもない
最初に喋りだした人には利益があるかもしれないが
それだけだろう

遺伝子プールが実体なのだと思うことにしよう
しかしそう思うと、
そこら辺の生き物も無生物も宇宙の始まり以来の歴史を刻印しているわけで
すごいことだ
そしてそれを認識している自意識は何という奇跡だろう
すべてを赦す気分にもなるだろう

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考えた末に
結局自分の目の前にある仕事をするしかないのだと理解する
しかしそのことが一番億劫なのだ
適当に誰かのせいにして楽になりたいとも思う

しかし楽になったとして、
そのあとやることは、やはり、いま目の前にある仕事である
やはり逃れられない

うつの場合には大体そんな風に思う
宿題がまだたくさんあるなと思って困っている
ビデオのハードディスクには名画が一杯だけれどどうしようもない

落語も短歌もこの世に残したままで
ということにならざるを得ないようだ

夜遅くなると
いいことは思いつかない
眠った方がいい