米イーライ・リリー「2011年から世界で年間2種類のペースで新薬を売り出す」

米イーライ・リリー、高齢者向け新薬投入・次期CEO

 米製薬大手のイーライ・リリーの最高経営責任者(CEO)に4月に就任するジョン・レックライター最高執行責任者(COO)は14日、インタビューに応じ「2011年から世界で年間2種類のペースで新薬を売り出す」方針を明らかにした。日本では骨粗しょう症の治療薬など高齢者向けの新薬で販売をテコ入れする。

 年内にも抗血小板薬の「プラスグレル」を売り出す考えで、14年からは新薬の投入ペースを年間3種類程度に引き上げる。

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日本メーカーとはやはり新薬開発力に差があるようだ。
アメリカのほうがマーケットとしては大きいから、
研究費をたくさん使えることも大きい違いだ。
ヨーロッパも疾病傾向は大差ないと思し、
新興国も富裕層は同じ生活で同じ疾病だろう。

そうなると本当に資本主義で、
初期投資で勝利したものが、
全部をとっていくような構造になるだろう。

物真似ジェネリックメーカーもかなりの技術はあるのにね。

日本国内市場は、
老齢化が進み、そのあたりをターゲットにした薬剤の需要は伸びるだろうが、
薬価が膨らむのを防ぐためにいろいろと対策するので、
薬剤メーカーとしても、あまり望めないのではないかと思う。

医療機関に対して、受診回数や複数窓口制限をしたとても、
一回に一ヶ月分ずつ薬を出せば、結局毎日飲むわけで、
薬剤メーカーとしては、損はしない。

ジェネリック薬は本当に安くて、
この値段で、生産、検査、保管、運送、といろいろ経費がかかるわけで、
多分かなりぎりぎりだろうと想像する。

そうするとジェネリック薬の製造と販売に当たる職員さんたちも給料は少なく、
少しの病気なら我慢して、子供の教育費も削り、という様子で、
多分、縮小再生産が固定化する。

そこに米国の巨大企業が新薬を出してくると、
日本の健康保険のお金が米国に吸い上げられる。
そして米国の経済の中で循環するようになる。
おこぼれがあるとすれば、
米国のファンドが日本の不動産を買って、家賃が上がることくらいで、
日本の資本家にはいいが、
店子にはつらい話がまた待っている。