ネット上で医療情報を管理 グーグルも参入

ネット上で医療情報を管理 グーグルも参入
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2008年2月29日】
 【ニューヨーク28日共同】米インターネット検索大手、グーグルは28日、個人の医療情報をインターネットのウェブ上で管理するサービスに参入する、と発表した。
 米国の医療機関と連携、試験的な運用を始めた。医療機関が直接、投薬歴や検査結果など患者のデータを入力、患者がデータを管理する。患者はどこからでもアクセスができるほか、利用する複数の医療機関の情報を共有することもできる。
 欧米メディアによると同サービスのサイト上に広告は掲載しない。グーグルの検索サイトで患者が医療情報などを検索する際に表示する広告で、間接的に収益を上げる仕組み。将来は米国以外でも事業を展開する。
 同様のサービスは、ソフトウエア最大手、米マイクロソフトも提供している。