モンテーニュの部屋のラテン語銘文

モンテーニュは法律専門職から引退して、
父の財産を正式に相続した。
換算すると65億円余り。
これが生み出す月収は760万円。

さて、モンテーニュの書斎の隣室、暖炉上部壁面の銘文。ラテン語。

キリスト紀元1571年3月1日の前日、年齢としては38歳であるが、
早く朝廷での屈従と公職の重荷に倦きたミカエル・モンタヌスは、
心身なお壮健と覚えはするけれども、博大なる知識の処女の
胸に身を休めたく、この隠棲に入った。余生を平安の中に
送らんがためである。願わくは運命が彼をして、この父祖伝来の
居館を補修し、これによって彼を自由と静謐と閑雅とに、
叶わしめてくれるように。

文語のような口語のような微妙な翻訳。