インターネット依存性・嗜癖性

インターネットが高度に依存性があり嗜癖性があることは分かっていて、
本来しなくてはならない勉強や仕事や友達づきあいを投げ捨てて
ネット中毒が進行する。お金をなくして健康を損ねて未来の所得を喪失し、友人を亡くし、人生を毀損する。
しかしそれでもいいと思えるだけの現在の幸せがあるのであって、
嗜癖の不思議なところである。

脳回路としては、ドーパミン系などの快楽系回路と結合してしまうのだろうといわれている。
今までになかった新しい刺激が快楽系と結合しても特におかしくはない。
古い脳が新しいネット情報に対して割り当てた脳の部分が快楽回路の近くであれば、当然嗜癖になるだろう。ただそれだけのこと。不運であるし、進化の過程で取り除かれるだろう。

殺人ページとか自殺ページとかに特に嗜癖性を示すこともあり、それもその脳の特性であって、仕方がない。
自転車にうまく乗れる人、乗れない人、暴走する人、様々にいるだろう。
自動車ではもっと顕著で、性格が変わってしまう場面がはっきりと分かることがある。