ミイラの二人 「愛情深さ」

TBSでピラミッドの話
王の絵の中に
金のサンダルを女と二人で片方ずつ履いているものがある
サンダルは死後の復活の意味という
雨宮とかいう女性が
「愛情深さ」を感じるとか、そんなことを言った。
「○○深さ」という表現は、
嫉妬深さなどが思いつくが、なにかネガティブな響きではないか。
「○○深い」というほど一般的ではない。
○○深いを名詞に転用して○○深さと応用するとしても、
限度がある。
信心深い→信心深さ
この程度は許せるが、一般に通用するかどうか気をつけたい。
愛情の深さ→愛情深さ と縮めるのは、いかがか。
日本語では「王と女性の愛情の深さを感じさせる絵です」と紹介するのが
いいだろうと思う。
「愛情深さ」となると、なにかネガティブな、
例えば、母の過剰な愛に苦しむ青年が
「母の愛情深さに深刻に悩む」という場合に使うのが
よいと思われる。