秋の野に露負へる萩を手折らずてあたら盛りを過ごしてむとか

秋の野に露負へる萩を手折らずてあたら盛りを過ごしてむとか
大伴家持
秋の野に露をいっぱい載せて重そうな萩、それを手に取って折り取らないで、惜しいことに、その萩の盛りをやり過ごしてしまったことだなあ。

盛りを過ごしてむ