昨年のエイズ感染 初の1000人超・男女比は?

昨年のエイズ感染 初の1000人超

厚生労働省エイズ動向委員会は12日、2007年の国内エイズウイルス感染者数が1048人(速報値)を記録したと公表した。年間1000人を超したのは、報告制度が始まった1984年以来初。

エイズ患者数は400人で2006年の406人をわずかに下回ったものの、感染者数と合わせた年間報告総数は5年連続で過去最高の1448人。感染者の内訳は、男975人、女73人。

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この男女比をどう解釈しますか?

別の記事では、こんな風。
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エイズ報告数最多を更新 07年、1448人 
記事:共同通信社
提供:共同通信社

【2008年2月13日】

 

 

 厚生労働省のエイズ動向委員会は12日、国内で2007年に新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者は1048人、エイズ患者は400人で、計1448人に上るとの速報値を発表した。確定まで数が増減する可能性があるが、感染者数が初めて1000人を超え、患者数との合計も過去最多となった。

 感染者・患者の合計報告数は03年以降、5年連続で最多を更新し続けている。

 同委委員長の岩本愛吉(いわもと・あいきち)東大医科学研究所教授は「検査件数が非常に伸びているが、陽性件数もどんどん増えている。やはり現実に感染している人が増えているのだと考えている」と述べた。

 1448人の内訳は、男性が1336人とほとんどを占めた。感染経路は同性間の性的接触が849人と大半で、異性間の性的接触は367人。薬物の乱用によるものは6人だった。年代別では30代が568人と最も多く、20代が348人、40代が292人と続いた。

 岩本委員長は「薬物乱用者の間で感染が広がった場合、感染者数が爆発的に増える恐れがある。注意深く見守る必要がある」と話している。