ネット社会の性欲 DNAはネット社会での覇権を脳から回復できるのか

人間の性欲には
もともと欠如があり
文化によって完成されると言われてきた
したがって性欲と生殖が分離する傾向はある

性欲の欠如部分に
ネット文化がはまり込んだ場合
なおさらに生殖に遠くなる

間違いさえ起こりようがない

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しかしまた
性欲は人間を動かす強力なエンジンである
ネット社会の中で
人は自己愛的欲望の中で生きつつ、
傷つけられないように用心深く一時的部分的アイデンティティを生きている
一方で依然として性欲に突き動かされて生きているのだが
それはいかにして充たされているか
奇怪としかいいようがない

脳とDNAの関係で言えば
現実社会はDNAが優位であり
当然脳はDNAに奉仕する立場であらざるを得ない

脳は文化を造り、伝達することができるが、
結局のところDNAを運んでいる乗り物でしかない

ネット社会の中で起こっていることは
脳の原則の大幅な越権行為である

性欲はDNAの原則ではなく脳の原則により多く従うようになる

さて、DNAはネット社会での覇権を脳から回復できるのか
それが課題である