EUや中国の発展形ではない世界共和国

中国とインドがアメリカ的生活を目標にして突進すれば、
人類に未来はないだろう。
かといって、どうするかと考えても、どうしようもない。

世界共同体を構想するのか、
仲間でない人には「辞退」してもらうのか、
どういうつもりなのだろう。

中国とインドを軍事的・警察的・官僚的に支配する権力を
打ち立てるしかないだろう。
有無を言わせず納得させるしかない。
命と引き替えは先進国側も同じだろう。
EUの発展形では誰も納得しないだろうから、
別の原理が必要だ。
中国は多分、多民族の多層的な社会を
構成している中国こそが、未来の唯一の世界権力だ
と論を張るかもしれない。
官僚制社会の親分である。
でも、誰も納得しないだろう。

いつまでも待てるものでもない。
隕石が地球に衝突しようという時に、
恐竜たちが遅延行為的な審議を重ねていても、
結果は見えているとしか言いようがない。

滅びるまで誇り高い恐竜でいたいと言いかねない。