裁判とお金

裁判制度とお金
弁護士が金持ちだというのは実はとても問題です

裁判を起こして維持するにはお金がかかるのです
貧乏人は自分からは裁判を起こしません

ところが金持ちは自分からいくらでも裁判を起こすことが出来て
裁判を起こすこと自体を目的にするところもあり
そうなれば裁判プロセスはリンチ(私刑)となるわけです
弁護士はそのような行為にしばしば進んで加担します
分け前にあずかることができるからです
寄生虫といえるでしょう
寄生虫から不適切な比喩による名誉毀損だとの抗議が来るかもしれませんが

お金さえあれば合法的なリンチもできるのです
そんな世界に我々は住んでいるのです

起こされた裁判は逃げられません
しばらく付き合わなくてはなりません
お金と時間と精神を消耗します

しばしばお金持ちは精神の消耗を知らない人たちです
だからお金持ちになって継続していられるのでしょうが
一般人には考えられないことです

できるなら
弁護士は金持ちだということを前提として
もうお金持ちだからこれ以上は儲けなくていい
ひとつ社会正義のために働こう
そう考えて
お金にならない事件も意欲的に引き受けて欲しいものです

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お金さえあれば可能である合法的な私刑
から自分を守るためには
ある程度攻撃的になり
周囲にビジランスを張っておくことが必要です
あらかじめ攻撃的態度を取り牽制威嚇しておくわけです

まったく無駄な事を続けている社会です
格差社会といいますが
上の方がいいとは私はまったく思いません
下のほうはつらいですが
まだしも人間としてまともなつらさだと思います

上にはモンスターが住んでいて
下には山本周五郎の人間が住んでいます