同期のアメフト君

会社の同期にアメリカンフットボールの選手がいて
仕事はもちろん普通にやる
土日に練習する

チームはトップリーグにいるが強い方ではない
東京ドームの試合に行くと私を見つけて手を振ってくれる
いいやつだ

私はしばらくルールが分からなかったけれど
何度かみんなで応援に行っている間に
分かってきた

実は私は野球もサッカーもルールは知らないし
見ようとも思わない
フォークボールも知らない
原監督なら知っている

彼は月曜の朝になると
むち打ちの人がつけるみたいに
氷アイスの詰め襟みたいなものをしてくる

おお昨日もむち打ちかと言われ
容赦しないで仕事でもしごかれる
いいやつだ

ときどき頭のねじが一本はずれているのは
練習の衝撃のせいなのだろう
でもさっぱりしていて味のあるアスパラガスみたいなやつだ

あんまり大きくはないけれど
アメリカンフットボールの特徴でいろいろな役所があるから
彼は彼で貴重な戦力であるらしい

文武両道も悪くない
悪くないけど仕事一本でも私としてはいいかもしれない
ブロックのごとに交通事故に遭うもののようらしい 危ない

ユーミンの歌にはラグビーの歌がある
井上陽水には野球チームの応援歌がある
アメフトの歌はないかな?ないな。見つからない。
フィンガー5という人たちの歌が見つかった。
かなり古い。
タッチダウンとかいろいろ
用語を散りばめている。