和製仮想空間 Nicotto Town

「ネット上に仮想生活という機能を盛り込んだもので、仮想通貨(コイン)が、生活すべてに連動、町で動物に話しかけても、ブログを書いてもコインがたまります」

コインをためると、かわいい服を買う → 町に出たくなる → おしゃれをしていろんな人と交流する、というストーリーになるという。コミュニティとコインを核とした仮想生活が楽しめるサービスといえる。

「想定したユーザー層は、性別が、女性60%、年代は、10代女性と30代男性だったが、予想通りとなりました。さらに男性は40代までいるのが特徴です」

「めざすところは、日本初の『賑わっている』バーチャルワールドです。たとえば、米国では、50種類以上のバーチャルワールドがありますが、セカンドライフが1位かというとそうではなく、ペンギンがキャラクターの仮想生活サイトが人気。お試し版では、ユーザーさんがわらわらと入ってきて、夜でも賑わうようになりました」

面白いのはそこで交わされる会話(チャット)は、吹き出しが誰にも見えるため、どこでどのような話をしているかがわかるということ。伊藤社長の話では『うち、めっちゃエイターなんで、からんで...』といった会話が行われていると(エイターは、関ジャニ∞のファンのこと)、エイターという言葉が分かる人同士はもちろん、知らない人同士でも『今の何?』というように友達になれるとのこと。これで夜の終了時間まで賑わっているそうだ。

「ゲームやブログは24時間利用可能だが、安全を考慮し、24時にタウンは閉まってしまいます。何時に何が開くというように、イベントを含め、町が存在します」

この時間限定というのが、盛り上がりにはいいのかもしれない。

「韓国のバーチャルワールドは部屋、アメリカは土地、というように、各国のバーチャルワールドには特徴があります。お試し版を提供した中で『知らない人が部屋に入ってこないで欲しい』という要望があがったことから『Nicotto Town』では、ユーザーは『庭付き一戸建て』環境がもらえるようにしました。コインをためて増改築も可能となっています」

http://www.nifty.com/nicotto/tn.html

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ゲーム、会話、ブログとそろっている。

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こういうのを見ると、
確かに現実の限界を飲み屋で愚痴っているよりは、
楽しいような気もする。

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人生がこれ以上だなんて思えない。