音楽の記憶

音楽を聴く時、
頭の中では自分で演奏したり口ずさんでいると思う。
だから繰り返し聞くことが人間は好きなのだ。
音楽を聴くということは、頭の中で共演していることだ。
だから、微妙な間合いが問題なのである。
ホロビッツの弾くショパンは実にこの間合いが絶妙であった。
聴く者を悶えさせる。