いつのまにか少女は

いつのまにか少女は

持田香織 - いつのまにか少女は –

いつのまにか少女は (1973年)
             作詞・作曲:井上陽水

     いつのまにか青い空がのぞいてる
      思いつめた黒い雲は逃げてゆく
    君はどこで生まれたの、育ってきたの
    君は静かに音もたてずに大人になった 
        Un un Un un un

      白い膚が光に触れまぶしそう
      髪の色は青い空に浮きたって
     燃える夏の太陽はそこまできてる
    君は季節が変わるみたいに大人になった
        Un un Un un un

     いつのまにか"愛"を使う事を知り
     知らず知らず"恋"と遊ぶ人になる
     だけど春の短さを誰も知らない
    君の笑顔は悲しいくらい大人になった
      Un un Un un un Un un un 

*****
思いつめた黒い雲が逃げていって
大人になる一瞬前の「思いつめる夏」が過ぎた

新しいワンピースを見せに来たけれど
私に見えるのは大人を一時的に身にまとって
私の知らない誰かと戯れている君

君にとって春は短くはないだろう
愛も恋も自在にはかなく身にまとい
時間を通り過ぎるだろう

通り過ぎるのはつらくないか?
ここで休めばいいじゃないか

その笑顔も
大人という記号に
疲れているだろう?