ドバイの庶民

ドバイでは庶民がどう暮らして行くのか
興味があった

ある本ではドバイの現状が書かれていて
半ば奴隷のような低賃金で働くために他国からやってくる
ある時点でお払い箱になると
いきなり居住許可もなくなって
まごまごしていると不法滞在で逮捕されるとのこと

こうしないと
低賃金層がたまってしまうわけで
政策としては合理的だが
なんともひどい話だ

南アフリカのように貧民が富裕層を襲う都市を作らないためには
はじめからそのような設計も考えられるのだろうが
そんな都市が長持ちするはずはない

奴隷は労働が終わったら「処分」する
という雰囲気で
実にあのハイテンションの都市ににあった政策実行なのだが
人権派は騒がないのだろうか

都市があれば貧民街があり
そこには特有の病気がはびこる
それが昔からの法則だ

多分遠くない未来に
ドバイ全体が貧民街になると思うが
その場合、食糧と水が重要である

どこから食糧が来て水が来ているか
それがないようなら
貧民街にさえならず
また砂漠に還るだろう