一年の計

一年の計を考えた。

まず、けんかをしない、怒らない、許す、柔和に、
これを生涯の課題として考えることにしよう。

そして第二に、眼前の懸案事項について、
焦らずに時間をかけて、失点がないように、対処しよう。
怒りにまかせて事態を悪化させるのは得策ではない。
私はそんなに幼くないと証明しよう。
そして宗教の力も証明しよう。
こういう場合の、大人の対処をして見せよう。
旅をしなければ、語るべき思い出ができないと言われているように、
この困難を経験しなければ、私という人間の固有の人生は、語ることができないのだろう。
そして、その時に、私としても、少しは上質な人間として語られたい。そんなことを思うのだ。

第三に長期の人生プランについて、
今年は探す時期としよう。
今日も新聞で、団塊の世代が大量退職を迎える、
第二の人生を輝かせよう、
みたいなことが書かれている。
遊んでも輝かないだろうと思う。
個性によるのかもしれないが、私の場合は、遊んでも結局おもしろくないのだ。時間と資源を消費する者では、わたしは満足できない。
結局、わたしは未来の人類に連帯したい。
そのために私に何ができるのか、真剣に探して考えたい。