ネット社会と社会主義の親和性

ネット社会はどちらかと言えば
自由の拡大に役立ちリバタリアン的な思想に親和的と考えられるのだが、
社会主義的な方向にも使うことができるだろうと思う。

ネットをこっそり監視する監視社会は嫌だけれども、
個人の仕事ぶりをアウトプットだけで測定せず、
能力、人柄、努力などを総合して反対する際にコンピュータ社会は役に立つのではないかと思う

能力のある人は能力に応じて働き
必要な人は必要に応じて受け取る
そのような細かなコントロールができるかもしれない
みんなが納得できる妥協点がコンピュータによって見つかるかもしれない

そんな未来社会の構想はできないだろうかと考える

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失業問題に関しても
まずおおもとは極端な景気循環を回避するようにコントロールすることであり
そのコントロールに挑む人たちをどのようにコントロールできるかという問題である

しかしその先の話
今回のように失業者が増加すると確定した段階で
低賃金ながらも社会で幅広くシェアできる仕事の分配をコンピュータシステムで管理できないかと思う

複雑な要素の最適解を求めることはコンピュータに向いている仕事かもしれない

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失業をどうにかしろという社会主義的政策を自民党に要求する日本という国