ネット社会 真偽の詮索

ネット社会では
体裁を取り繕えるし
正体を隠すことができるし
もっともらしい事を発信することもできるし
大嘘も書けるし、
小嘘も書ける。
自分では知らないうちに嘘を伝えていたりもする。
発信者の顔、表情、眼の動き、そのあたりを見たり、
洋服、部屋の様子、友達とのやり取りなど、
総合的な様子を見ていれば、
どの程度信頼できる人物なのかを推定できることになる。

昔から人をだますにはまずそのあたりから
だますことになっていて
まず靴とめがねと腕時計をそろえたりしたものらしい。

そのような手がかりなしに、
文字内容だけから、内容の真偽について詮索するのだから、
かなり高度な知的作業なのである。
今はまだ不完全だとしても必要があれば人間の本能はネット上の情報の真偽について、
またはネット上の情報に込められている情熱について、
正確に読み取るようになってゆくのかもしれない。