コラージュについての点描

コラージュについて少しネガティブなことを考えると、
各個のイメージが目についたというところまではいいとして、
それらがどんな関係になっているのかについては、
考えることを放棄しているのではないかとの疑いがある。

意味のまとまりがある文章や絵であれば、
何にせよ、作者の考えていたらしいことをつかむのは難しくない。
作者の意図していた以上のことを深く読みとるとすれば、
それはコラージュの読みとりと同じ次元の話になる。

コラージュは親切な作品ではない。
深い読みとりを要求する。
そうしたことを前提とすれば、
作者は意味のまとまりについて責任を放棄してもいいわけだ。
その点では夢の世界と似ている。

そういえば、
それも悪くない。