美人とハンサムの接客業

店員は美人過ぎてもマイナス。
ハンサムだとクレームが増える。

人間社会は嫉妬の社会である。

ハンサムとか頭がいいとなれば、
相手には冷たく映り、見下されたとひがむものである。

接客といっても、
水商売ではなく、
普通の接客、時にはクレーム処理のこと。

この場合美人とハンサムはかえってマイナスである。
それなりに泥臭いイメージの人のほうがいい。
どんなにいいことがあっても私よりも不幸に違いないと思えるような人が相手なら
あまり怒る気にもなれない。

美人やハンサムであれば、
腹が立つと余計に腹が立つもので、
言葉も冷たく聞こえるし、
目も軽蔑しているように見える。
そこでクレームはエスカレートする。

だからやっぱり適材適所である。
200万円の指輪を売るところにはハンサムボーイが似合うのだし、
その指輪のクレーム処理をする場所には、それなりの似合う人材がいるものなのだろう。
どちらも大切なオンリー・ワンの「花」である。