医療保険と国民皆保険

思うのだが、
最近疾病保険や入院保険のコマーシャルが大量にテレビで流れているのは
おかしい

アリコ、アフラック、オリックスなどだけれど、
おまけに、実際に病気になってみると支払いがされないというのだから
驚く

国民皆保険制度を維持していくお金が足りないと
いわれていて、
よく言う2200億円の削減を、
今年は見送りにして少し増やそうというような話になっている。

これだけたくさんコマーシャルするということは、
病気になったら経済的に心配で、
いい方に解釈するとして、
助け合おうという気持ちのようで、
そんな場合の一番いい助け合いは、国民みんなで助け合うということだろう。
規模が最大になるし私企業のように経営第一になることもない。

国民皆保険制度があるのにどうして
追加の保険などが必要なのか。
それがおかしい。
追加の保険が必要ならば保険制度の中で変更を加えるべきだろう。
少なくとも私企業で何かしているというなら、それ以上のサービスを提供できるのだ。
なぜならコマーシャルが要らないし、電話を担当する職員が要らないし、社長も要らないし、
日本支社からアメリカ本社までの電話も要らない。

後期高齢者医療制度で高くなったと怒っている人たちと、
アリコ、アフラック、オリックスに加入している人たちとは層が違うのだろうか。

いずれにしても、国民にとって、医療費を皆保険制度くらい安く済ませる方法はないはずで、
私企業では早くも不払いが起こっているので分かるように、
命を守るためには冷静に対処した方がいい。