真夏の出来事

真夏の出来事/平山三紀
作詞:橋本 淳 作曲:筒美京平

彼の車に乗って
真夏の夜を 走りつづけた
彼の車に乗って
さいはての町 私は着いた
悲しい出来事が
起こらないように
祈りの気持ちをこめて
見つめあう二人を
朝の冷たい海は
鏡のようにうつしていた
朝の冷たい海は
恋の終りを知っていた

彼の両手をとって
やさしいことば さがしつづけた
彼の両手をとって
冷たいほほに くちづけうけた
悲しい出来事が 起こらないように
祈りの気持ちをこめて
見つめあう二人は
白いかもめのように
体をよせて歩いていった
白いかもめのように
涙にぬれて歩いていった

悲しい出来事が
起こらないように
祈りの気持ちをこめて
見つめあう二人を
朝の冷たい海は
鏡のようにうつしていた
朝の冷たい海は
恋の終りを知っていた

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このように歌謡曲アイテムをブロックのように積み上げて
全国どこの町のどの男女でも通じるように仕立てて
それなりにみんな知っている歌にするのは
やはり大変で
この歌の場合はメロディの力

彼の車はカリーナで港は銚子だろう
犬吠埼のかもめはやさしいぞ