神の怒りの神学

神の怒りの神学を構想する。

愛そのものである神がいるというのに、
世界はなぜ極端な貧困と戦争と病苦に溢れているのか。

それらの苦難を放置することが神の愛ならば、
現状を固定することでしかない。

富裕な者の神、大教会堂に住み、暖かに学問をしている神の僕。

神は怒っている。

浮浪者を排除するきれいな教会堂は、誰の住まいか、と。

貧困は神への通路である。