年を改めて

年も改まろうとする31日、
私の内部でも、
気持ちに折り目を付けて、
くっきりと新年に改まりたいものだ。

あれもこれもひっくるめて、
改まる。
この暮れに 改まりたり 鄙の家。
何も改まらずしかし時間だけが改まるのだ。

鄙の感覚は好きなのである。
今住んでいるのはどちらかと言えば場所柄は鄙ではないものの、
部屋そのものは、長野県伊那村と同じくらい鄙なのである。
そして部屋から出たらいきなり東京生活になる。
この落差の感覚が私を活性化すると信じているのである。