映画「デイジー」

男が女を想う。
女も男を想う。
想いは重なっているのに伝わらない。

別の男は女に愛を語るが、
女は私には待っている人がいると断る。
いいんだよ、君の絵が好きだし、友達になれればそれでいいんだと、
大人の答えを用意している。

神さまがはるか上空から眺めていれば、
すべては明らかなのに。
人の世の難しいこと。

未来は変えられる
というメッセージは私には虚しく響く。
所詮、この未来しかなかったのだ。