アメリカ 自由の物語

「アメリカ 自由の物語」という本の中で
自由について。

黒人の自由、奴隷の自由、女性の自由、少数派の自由、中絶の自由、同性愛の自由。
ニューディール的経済の自由。
新自由主義的、規制からの自由。

一貫して自由がよりどころだった。

一方で、「譲り合って」との言葉も聞かれるようになった。
それがまた宗教右派の言葉に聞こえてしまうから何となく居心地が良くない気もする。
自由を制限する根拠は何か。

主に他人の自由とどう折り合いをつけるのかが問題だった。
しかし、その相手があまりにもどん欲で強力だった場合、
個人は無力である。

すぐに平等と考えず、個人の自由を守るために強大な富の自由を制限すると考えた方がいいのかもしれない。
平等を考えてあまりいいことはなかったはず。