2008-9-5の新聞

古い新聞2008年9月5日
自民総裁選は10日の告示に向けて候補者の調整段階。
いまの株安と円高を見れば、こんなことしている暇があったらできることがあったはずと思う。

女性候補者が入っているが、
たしかに女性でもできるのかもしれない。
人をたらし込むのが仕事だから
別に筋肉を使うことではないし。
男性脳でなければできないことでもない。
議員と役人の多くが男性ならば女性であることはむしろ有利でもある。
女性も酒も飲めるし嘘もつける。
看護職の代表の議員さんが法務大臣を務めたこともある。
要するにほとんど誰でもできるということだ。
役人にすれば議員は猿の方がいいかもしれない。
イエスのボタンだけ押す。

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NHKが75歳以上の受信料を免除するとの記事。
たしかにNHKを一番よく見ているのはこの層かもしれない。
しかしだとすればこの層からはお金を支払ってもらえるはずと思う。

無届け老人ホームが15%もあるとの記事。
老人ホームを造るときは補助金目当てということがあるのではないかと思っていたが
そうでもないらしい。
施設基準を満たさない場合は無届けで営業しているとのこと。
困った話だ。

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受益者負担の原則を考える。
どうせ誰かがお金を払わなければならないのだから、
税金を経由しないで自分で払えばいいというのも一理ある。

NHKも受益者負担で行くべきだ。老人ホームも補助金行政などやめた方がいい。

弱者はどうするかといわれるが、
老人の場合には日本で一番資産を蓄えている人たちである。
オレオレ詐欺で何百万円もぽんと支払える。

税金を経由すると役人が介在しておかしなことが起こるし経済効率が落ちる。
それが一番の問題だ。おかげで全国のしゃぶしゃぶの店が繁盛するのだが。

道路も利用者から使用料を徴収して、建設費を返済したらよいのであって、
日本全国の道路整備のために関係のない都市サラリーマンの税金が使われるのもおかしな話だ。
ガソリン税で道路整備というのは一見分かりやすいが、
そうではなくて、ガソリン税は代替エネルギーの普及とかそんな方面に使うべきであって、
道路整備に回していたのではいつまでたってもガソリンを使う方向の循環になってしまう。

道路整備費募金付きガソリンとただのガソリンとを売ればいいだろう。
それが実質的な投票行動になる。

ひとり暮らしでずっと家にいる人などは寂しいからテレビをずっとつけているなどという人もある。
民放はただだからいいというがもちろん企業を通じて結局はお金を払っている。
出演者のギャラは全部見ている人が払っているのである。
お金を払って馬鹿な番組を作られて結局見なくなり
それでもつけっぱなしにしている人たちのおかげで視聴率は出るらしく
まったくばかげた話である。

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新橋のサラリーマンが支払う税金が一部分は地方の土建屋さんに回っていって、
無駄な道路を造り、雪が降れば誰も通らない道路を雪かきし、
それで道路が傷むので春にはまた修理をして、そんな感じでお金がつぎ込まれ、
土建屋さんに継続的にお金が回る。

そんなことより、土建屋さんに土建業ではない新しい仕事をして
本当に社会のために役立ってもらおうというのが考えるべき道だと思う

地方にお医者さんがいないという話も
半分は選挙地盤を手放したくない議員の都合だろう