家事ロボット

個人のレベルで自己愛的心性が濃くなっているのだから、
社会全体としても、自己愛的になっているはず。

自己愛の幻想の中で充足していて、現実的な対応をしない。

トヨタ式生産性向上であり、ソニー式技術力であり、
大田区の町工場の技術力であり、
9条に関しての複雑な理屈であるが、
次の展開が見えているようで見えていない。

日本の自己愛の幻想を支えてきたのはアメリカというお母さんなのだけれど、
さんざん貢いできたお母さんもいまは借金だらけで調子が悪い。
新しいお父さんが来て新しい商売を始めるといっているが、
日本にはあまり温かくないだろうと予想されていて、
困ったものだ。

家事ロボットが形を現しているので、とりあえずその方向で、
ということらしい。
でも、いよいよ人間はやることがなくなる。