恋愛マーケット

恋愛マーケットまたは不倫マーケットは
不景気の時代にも一定の経済駆動力になっている

無駄なものを買わせるのが商売だと心得ている人にとっては、
恋愛・不倫を動機として、
レストランを使い、ブランドものを買い物し、ホテルを使う人たちは
大切なお客さんである。

もともと何もなければ何もなくていいものである。
それを恋愛至上主義のようなことを吹聴して、
無駄なお金を出させる。

だいたいその人との将来を真剣に考えるのであれば、
無駄なレストランで実質のないものを食べて、
くだらないホテルで遊んでいるよりは、
将来を考えて、食べ物も選び、住まいも整え、お互いの経済観念をチェックしたいところだろう。

それなのに節約できるところも節約しないような男性女性が
将来のことを真剣に考えているとも思えない。

女性の側にしても、どうして私にだけお金を使ってくれると考えるのだろうか?
そんな男性は、浮気をしてもこんなお金の使い方をするに違いなく、
浮気はするわ借金はするわで、
大変になりそうだと考えるのが順当ではないか。

接待マーケットと
恋愛マーケットに
ミシュランが連動しているわけだ。
だからミシュランの内容はその程度のもので
隣の席もその程度ということになるらしい。

8丁目の女性たちはすでに飽き飽きしているようで、
ダイエットをしなくてはいけないのに、
そんなところで何を食べろというのかと少し怒っている。
思いやりがあるなら、
そんなところでお金を使って脂肪を付けられるよりは、
お金だけが欲しいのだそうだ。