軍事費の議論

いま国会で予算のことが言われている。
昔、軍事費をGNPの1%以内にする、しないで
もめていた頃があった。
最近はどうなのだろう。
GNPはGDPなどと言い替えられている。
防衛庁は防衛省となった。
日米安保条約は軍事同盟として作用し
現実に「自衛隊」は米国の補完部隊として戦場で仕事をしている。
不況下で仕方なく自衛隊に入隊した人の中には
海外派兵の現実を考えず
自動車修理の免許が取れるとの見込みで入った人もいるという。
中には、今後の日本社会の軍事大国化を見越して、
自衛隊の中で偉くなっておくのが得策と
父に教わり、その通りに防衛大学校に入学し卒業して勤務している人もいるらしい。
フリーターを多くしているのは自衛隊に勧誘しやすくするためではないかと。

兵器はますます高価なものになっている。
そして米軍の極東部隊の再編が決まっている。
日本の基地を縮小整備して、海外に移す。
厚木基地などは縮小の方向らしい。
基地で生計を立てている人もいて、一大事である。
かつて軍事費といわれていたものが、
別の項目になって、化けて計算されているのではないかと危惧する。
どうやって調べたらいいのだろう。
PKOとかODAとか。