人は全く報われずに過ごす必要があると

人はなにによって報われるのかと問い、
人は全く報われずに過ごす必要があると、
ベイユは書く。

それはすでに
「完全」に近く、
人間には不可能だと思える。

人間の脳は、
いずれにしても、他の脳との接続を前提としている。
成長の過程で、環境と社会を学習する。

成長して後は、
直列または並列に、
コンピュータのように接続される。

カトリック教会は、または、官僚組織も、会社も、親子も、直列接続を要求している。

ときに並列接続が実現するが、稀である。

極めて稀に神と接続が成功し、
霊感が訪れる。
そのとき全く報われずに、
同時に完全に報われて、
過ごすことができる。