パニックの人が苦手な場所

パニック障害の人が苦手な場所には、
それぞれ理解できる理由があると思う

飛行機……こんなものが空を飛んでいて、安心できる方がおかしい。
急行……途中で止まってくれないのだから、心配も分かる。
地下鉄……地中を走るなんて、いいものではない。
閉所……空気がなくなりそう。
エレベーター……落ちたりとまったりしそう。
洞窟の奥……逃げられない
地中……虫やネズミが出てきそう。特にムカデとミミズとアリ。

人混み……人が群れていると、ライオンに襲われる危険が増える。たくさん人がいたら、ライオンとしては、闇雲につっこめば、逃げ足の遅い誰かをつかまえられると思うだろう。人の側にすれば、集団のはじっこにいれば、方向によっては、ライオンに一番先に食べられるかもしれない。真ん中にいれば、他人が邪魔で、逃げ遅れるかもしれない。いずれにしても、人混みは危険だ。
現代でも、人ゴミや映画館は風邪をうつされる危険がある。

わたしは名探偵モンクのような不潔恐怖の人の恐怖もよく理解できるけれど、
パニック障害のひとの不安も理解できる。

ジェットコースターなんか、
絶対乗らない。
吊り橋も遠慮する。