公園の坂道で

公演の坂道で時間を過ごす
春の風は心地よい

ぼんやり眺めていると
坂道の病理が見えてくる

坂道を降りるのか大変そうな人がいる
神経系に異常があると平地よりも下り坂で障害が出やすいものもあるようだ
靴が合わないとドタドタと大きな音がする
パーキンソンなどは下り坂がきついだろう

坂道を登るときは息が切れる
息切れがひどいのは運動不足や老化のせいかもしれないが
慢性閉塞性肺疾患COPDのばあいもあり
オリンピック男子バリーボールの監督をしていた松平さんが最近は啓蒙につとめている

歩きながら手をつなぐカップルはいいものだ

公園の坂道で
病気を発見し
その人に合う薬まで思い浮かべている