風のガーデン 2008年12月11日放送分

老人は泣いてしまうので
ハイビジョンでも意味がない

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周囲の人たちが嘘をつくのはどうしたらいいものだろうか

優しさから発しているものだとは理解できるが
果たしてそれでいいものかと思う

人に対する信頼感の方が大切なのではないかとも思う

結局嘘なのだから
言葉の誤用であると私は思う

人間は本来
脳を「並列に」つないで現実に対処すべきなのである

嘘をつくことは
その人の脳に間違った情報を入れることで
並列ではなく直列につないでいる感じがする。

軍隊も官僚組織も非人間的なのであって
脳は並列に水平に結合されるべきである

現実を共同して正しく認識して
現実に対して共同で働きかけるべきだと思う

誰かが嘘の言葉で現実を作り出しても
幸せにはならないだろうと思うのだ
そのような人たちは結局、自分の人生も嘘で飾るし
人生の最後には何が嘘で何が言い訳だったのかも
分からなくなっているものだ

たしかにむき出しの現実はきついものである
誰しもつらい思いはする
しかしそれもまた共同の認識になれば
少しは耐えやすいと思う

孤独の中で推理することは実につらいものだ

なるべく誤解のない関係を築いていきたいものだと思う

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このように親切な嘘をついてしまうことと
男が結婚したあとも恋にうつつを抜かして家庭を壊してしまうことも
根はつながっているのだと思うのだ

いいことは悪いし
悪いことはいい

結局よく分からないところがあると感じる

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それにしても花々の美しいこと

そして
それにしても人々の好ましいこと