F22ステルス 250億円から400億円

ニュースステーションによれば、米国最新鋭戦闘機F22ステルスは
一機250億円から400億円で、日本は買いそうな気配なのだという。


もちろん、アメリカの商売に乗せられているのは
我慢がならない。


しかし一方、人間というものがどんなに愚かなものであるかを知らないで、
理想論みたいなことをいっている人達に、
共同体の運命を任せておいていいものかと、
心底疑問に思う。


難しいものだ。ある程度信じないと、オオカミに対するオオカミになってしまい、
泥沼である。
しかし信じてしまえば、そのことを逆手に取られて、敗れ去ることになる。


小さな例であるが、
わたしの場合、業界人としての良心もある、同業者への仁義もある、
多数を握っていれば可能ではあるといっても、
実質それを抑止する世間の目というものがあるはずで、
そのことを無視することはできないだろう、と
きれい事で考えていたのだった、私としたことが。


そんな抑止理論はきれいに裏切られて、
いともあっさりと事態は転覆してしまった。
そうなってみると、私の当事者能力の不足ということになるらしい。
危機対応能力が不足していた、
予測可能な事態に対処していなかったということになるのだ。


いいわけになるが、私としては事態を憂慮して弁護士にも相談していた。
複数弁護士を抱える事務所で、結論は、どうしようもない、
何か起きたら対処する、しかし向こうも何もできないはず、というものだった。
そんななまぬるい結論しかないのかと大いに憤ったのだが、
仕方がない。
いわれた通りにしていたら、事態は最悪の局面を迎え、
弁護士らは、もう守れないから、相手の言う通りにしてくださいと言うのだった。
あきれ果てて、弁護士委任契約を解除した。


何重にもばかばかしいじゃないか。