インドのタタがジャガーを買う

インドのタタ・モーターズが
英高級車ブランド「ジャガー」と「ランドローバー」を
買うという。
現在フォードが所有していて、手放す。

わたしはジャガーという車は好きで、
もちろん乗れないから、
ジャガーという香水だけを、
それも古いバージョンだけを、
使わせてもらっているのだが、
イギリスの人たちの気持ちはどんなものだろう。

合理主義者やリバタリアンは、
たとえば、日本の出生率が低下して、将来超高齢化するという
現実に対しても、
「関係ない、中国人とインド人に働いてもらえばよいのだ」と
本気で考えているらしい。

それと同じで、ジャガーが誰の持ち物になっても関係ないのだろうか。

そういえば、イギリスはハロッズの所有権も売却済みで、
亡きイギリスのバラと同乗していて死亡した人がその所有者の息子さんだったと思う。

私としては、日本の出生率低下は、
正しい日本語を読み、書き、話せる人たちがいなくなってしまうようで、
とても寂しい。

考えてみれば、日本人はモンゴロイドの一種で、
何かそこいらの人たちの混血で、
遺伝子資源としては取り立てて言うほどのこともないはずだろうが、
それでもやはり、歴史というものは、ある。

古いかな文字を誰も読めなくなったら、
悲しくないのか。

でも、まあ、
いいのかな、それで。