桑田引退

ヤンキース松井が結婚を発表し、
桑田が引退を表明した。
明日セリーグ開幕。
何かを発表するにはよい日だったのだろう。
桜は満開で、明日から気温が下がるので、しばらくは咲いているとのこと。

桑田が引退。しみじみと時の流れを感じる。
誰も抵抗できない。
こうして歳をとるのか。

王や江川はまだ働けたのに
プライドが高くてやめた感じがする。

いや、しみじみとしている場合ではない。
歳をとるということは一大事なのだ。

年金問題の報道はまだまだ続く。
まさかとは思いつつ、本当なのかと思いつつ、
こんなことが起こるのかと思っている。

年金をまじめに払った人も損をしたが、
払わなかった人は、大半が、払えなかったのだと思う。
サラリーマンなら天引きされるから、
払っていないことはないだろう。
自営などで年金を払わないでいた人も、
株で損をしたり、
銀行の利息が吸い上げられたり、
結局はかなり損をしたのだと思う。
何かで得をすれば他の何かで損をするという人生の法則がここでも当てはまる。
そろそろ悟ることだ。

国の会計としてみれば、
国債の発行高がこれだけある現在、
それを結局は予算で消化しているのだから、
年金分くらいはとうに還元しているといいたいのかもしれない。

道路族にしてもそうで、
金は結局、土建屋を通じて、
国民に還元しているではないか、
何をいまさら騒ぐのかと言いたいだろう。

誰かがため込んでいるというよりは、使い切ったという感じではないか。
現金でためこんで国税につかまった人がいたが、
段ボール箱に現金を詰めておいていた。
資本主義の世の中では、資本を働かせないことは、
つまりマイナスということだ。
しかし銀行に置いたら利息は巻き上げられるし、
郵貯に置いたら財政投融資の資金に使われる、
株を買えば巻き上げられるし、
元本確保型ファンドを買えば元本保証商品ではないといわれる、
結局何かを買ったほうがいい。投資すれば、
そこからお金がまわりだす。
一回りする頃にはインフレが少しだけ進んでいて、
なんとなく得をしたような気分にもなる。
それが資本主義だ。
なんだかだまされているようなきもする。
なにしろ大学の経済学部があれだけ大きいのだから、
大切で中身のある学問なのだろう。
会計士といえば、たいしたものだ。
経済の教授で実際大金持ちなのは竹中氏くらいではないか。

年寄りが疲れるといいことは考えない。
寝よう。