散る桜こそが美しい

桜満開に異存はない。
しかし散る桜こそが美しい。そのときを待つ。

桜が咲くのは一週間程度として、
一年50週間のうちの一週間である。

50年間人生にたとえれば、17歳の一年間ということのなるだろう。
見るものすべてにErosのにじみがあり、未来の期待があり、
この一年は実際すばらしすぎる。

17歳のときに大切な恋をしていた私は実に誇らしい。
しかしなおさらに喪失感は深い。
早すぎたのかもしれない。
もう少し遅ければ結婚とスムースにつながっていたかもしれない。