タバコとメタボと天下り

大蔵省・財務省から日本専売公社・日本たばこへの天下りが綿々と続く限り、
たばこの大幅増税やたばこの規制は不可能という意見がある。

厚労省から大手薬品会社への天下りが続く限り、
高脂血症や高血圧治療薬のバカ売れが期待される
メタボ健診はどんどん進むという意見がある。

「メタボを予防する効果を明確に示したエビデンスはないはずです。
莫大な予算をつぎ込んだメタボ健診よりも、タバコ1箱を1000円に値上げする方が、
よほど国民の病気を減らす効果がある、というのが医療現場の実感です」との意見。

以前、米国で「発癌性あり」とされた人工甘味料のサッカリンが、日本で使用禁止となりました。
しかし、当の米国では使用禁止としなかったそうです。
なぜなら、寿命短縮リスクを計算すると、
コーヒー1杯に入れるサッカリンは3秒、砂糖は3分であり、
サッカリン使用禁止によって起こる砂糖消費増大が肥満や
心筋梗塞増加をもたらすことが懸念されたからだそうです。
ちなみにタバコ1本の寿命短縮リスクは12分。
こういうデータもある。