人生の細部がつながるとき

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上村松園の「牡丹雪」という絵で、
山種美術館で絵葉書にして売っている。

絵を見ると、自分のその頃が思い出される。
そして
そのときそのときは目の前のことに取り敢えず一所懸命だけだったのが、
全体としてみると、どれもいいことだったと気がつく。
ジグソーパズルのピースがぴったりはまるようで、
不思議なような心持ちだ。

結局これでよかったような気もする、
春の午後である。