わかってたよ 俺らじゃだめさ

雨にけむる街並みを
息をきらしてかけつづけた
つきささる吐息をはいて
駅への路かけ続けた
わかってたよ 俺らじゃだめさ
でも二人生きてきたんだ
とぎれた電話は 生きていく
悲しさに泣く君の声
しとしと五月雨 わだかまり
君さえいてくれたならば
走る車の泥にたたかれ
見上げた時街が泣いてた

裏切りの街角/甲斐バンド