悪いのは僕のほうさ 君じゃない

さよならと 書いた手紙 テーブルの上に置いたよ
あなたの眠る顔みて 黙って外へ飛びだした
いつも幸せすぎたのに 気づかない二人だった
冷たい風にふかれて 夜明け町を一人行く
悪いのは僕のほうさ 君じゃない
ゆれてる汽車の窓から 小さく家が見えたとき
思わず胸にさけんだ 必ず帰って来るよと
いつも幸せすぎたのに 気づかない二人だった
ふるさとへ帰る地図は 涙の海に捨てていこう
悪いのは僕のほうさ 君じゃない

さらば恋人/堺正章